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砥山(JA/TK-034)SOTAアクティベーション

昨年秋以来,久々のSOTAアクティベーションです.
いつものJL1NIEさん,JG1GPYさんと一緒に,JL1NIEさん運転の車で西多摩郡檜原村にある砥山へ行きました.JL1NIEさんには往復共に車の運転をしていただき,お世話になりました,どうもありがとうございました.
ところで,檜原村と言えば,子供の頃に「モリアオガエルの谷」という本を友達にプレゼントされ,その中でモリアオガエルが発見された場所として記載されていたので,とても印象に残っている村です.今でも村の名物?のようで,お土産にモリアオガエルがデザインされたものがありました.
駐車場と山頂の高低差が300mくらいのため,比較的短い時間で登頂できます(猛暑で体力が奪われ気味な時は助かりますね).また,山頂は尾根の形をしており,3名でアクティベーションに行っても,広い間隔で座ることが出来ます.山頂は,木々に覆われているため,残念ながら眺望はそれほど望めないのですが,そのためか,登頂者もほとんどなく,他の方々に気兼ねすることなく,ゆっくりと無線を楽しむことができます.
JL1NIEさんの前情報で,21MHzのコンディションが悪そうとのことでしたので,7MHz/10MHz/14MHzの3バンド対応のPFR-3 (qrpkits.comのキット)を持参.このリグは,単三バッテリーやマニュアルアンテナチューナーを内蔵しているので,荷物が比較的少なくて済みます.
5mのタモ網ロッドを立て,10mのエレメントを展開,10mくらいのラジアルを地面に転がすオーソドックスなアンテナでマルチバンドに対応することにしました.PFR-3の内蔵チューナーは,Hi-Z/Low-Z切り替えスイッチがあったので,1/2λのアンテナでも大丈夫と思ったのですが,どうやら電圧腹に近いとうまくいかない様です.とりあえず7MHzに変更したところうまくチューニングがとれたので,それで続行.4名の方とCWで交信することが出来ました.久々だったため,更新のプロトコルを忘れてしまい,最初の方には半端な失礼なやりとりをしてしまいました,すみません.その後10MHzへ移って試したのですが,Reverse Beaconにはキャッチされ,spotされるのですが反応がなく,再度7MHzに戻り,spotされ,更に2名の方と交信が出来ました.
今日のもうひとつのテーマは中国製のFMハンディ(UV-5R)の実験です.冬の間に変更申請をしてあったのですが,今回初運用です.今までHFと6mしか経験が無く,ドッキドキだったのですが,休みの日の430は激混みです.適当な周波数を選んで,「誰か使ってますか~」「使ってるよ~」の繰り返し.どうやら,電波は出ていて会話ができることは確認できました(笑).結局CQCQな交信は出来ず(精神的に続かずと言った方が正しい),CWに戻ってしまいました.「男性は電話は短いと思っていましたが,無線だと長話なのね?」とか毒を吐きたくなる気持ちを抑え,「パドルでシャカシャカやる方が気楽で良い」と再認識した次第です.そもそも,無線に興味無かった自分が無線を始めたのはCWの気楽さがあったからでしたね,確かに.FMは,社交家向きです,ハイ...
電波のコンディションはそれほど良くは無かったですが,山頂は涼しく気分が良かったため,長居をしてしまいました.
途中,温泉で体を休め帰宅したらもう夜でした.JL1NIEさん,JG1GPYさん,お疲れ様でした.また,交信のお相手をしてくださった皆様,どうもありがとうございました.


CWデコーダ(その3)

秋月の旧いキットをベースにSGを作ろうとしたのですが,土壇場になって±電源が必要なことに気付き断念.引出しを漁ったところ,昔無線機の調整用に作ったFCZの発振器のキットを発見.丁度800[Hz]前後で発振する設計になっています.ブレッドボードで組み上げたNJM567Dの回路に投入すると,全く反応がありません.どうやら信号が弱すぎた様です.そこで,同じく無線機調整用に作ってあったLM386ベースの増幅器を用いてパワーアップさせて,再度実験.今度は面白い様に動きます.386の出力を絞っていくと,途中からデジタル出力波形がスイッチングを始めます.カタログスペックでは,Vrmsが25[mV]くらいあれば最悪,動くみたいですが,実測では,Vppが90~100[mV]くらい欲しい感じです.なぜVppかというと,波形が歪んでいたからなのですが,正弦波と思えば,Vppが100[mV]とすると,Vrmsが35[mV]くらいになります.少し尖がった波形になっていたので,Vppが高めなのでしょう.無線機のPhone出力がどれくらいかわかりませんが,強い局の受信ならば数百[mV]くらいはありそうなので,最初はアンプなしでも大丈夫かと(入力保護の方が必要か).むしろ気になったのは800[Hz]の設定です.愛用のPFR-3Aでは,600[Hz]を想定しているみたい(audio filterが?)なので,変更できる様にしておかないといけません.

ALL JA 2015の結果

結果が公表されてされていました.QRP(PFR-3A)+モービルホイップで半日ちょっと,20mだけ参加したのですが,さすがに下から数えた方が圧倒的に早い順位で.参加しただけでログを提出しないのは無理に?QRPの相手をしてくださった皆様に申し訳ないので,これからも毎年続けたいと思います.

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ALL JA 2015

国内の様々なバンドがとても賑やかになるので,アンテナの状態確認も兼ねて何時間か参加しました.6m, 40mはアンテナの調子があまり良くない?のか聞こえも飛びも今一つなかんじだったため,後半は20mのみで過ごしました.モービルホイップ at ベランダの構成が災いしてか,6, 4, 8エリアのみの交信に終わりました.途中のスキップを避けるためには,ダイポールアンテナの併用が良いのかも知れません.面白かったのは,午前中,6エリアからつながり始め,次第に4エリアとも交信が可能になり,山口,広島,岡山あたりまで近づき,愛知の方の信号が聞こえましたが,これは空振りで終わり,その直後くらいから北海道がつながるようになったことです.これは次第にF層が下がってきたとか,下に成長してきたということなのでしょうか?

リニアアンプの設計(その1)

三菱電機のRF用パワーMOSFETを使えば簡単なのはわかるのですが,結構なお値段もしますし,飛ばしたらお財布にも痛いです.最近はスイッチング電源用に高速かつ頑丈なMOSFETが安価に売られているので,これを利用しない手はないでしょう.鈴商でIRF530(単価200円)で入手してから設計開始です.スイッチング電源用のMOSFETは,ON/OFFで使うことが前提になっているので,増幅器に使おうと思うとデータシートの情報では不足気味です.とりあえず,回路シミュレーションだぁ!ということでLTspiceの登場です.「トロ活」他の回路を元に適当に設計して,シミュレーションを繰り返します.どうやらVgsが4Vを超えるとONになる特性なので,リニアアンプには使いやすいかも知れません(リニアアンプは入力電力も比較的大きいですよね,接続する無線機にもよりますが).

PFR-3A:SWR計のLEDは,取り付けミス

昨晩,帰宅後にPFR-3AのSWR計のLEDの電流制限抵抗を小さな値に変更したのですが,全く明るさは変わりませんでした.これは?もしかするとLEDが逆向きに接続されているかも?との疑念が湧いてきました.LEDと直列に整流(検波)用のダイオードが接続されていますが,ある程度の電圧までは逆向きにも若干電流が流れるので,現状LEDが暗く光るのも説明がつきます.ということで,ここから大変面倒な作業開始です.LEDは基板からケースに直接顔を出しているので,基板をケースからとりはずす必要があります.また,PFR-3Aの基板はスルーホール基板なので,部品をはずすのも結構厄介です.以前,470Ωの抵抗を入手するために買った高輝度LEDを代用品として使うことにして,現状のLEDは足を切り飛ばし,一本ずつハンダゴテで熱してはずし,基板の穴をきれいにして,新しいLEDと交換.LEDの直径が若干大きく,ケースの穴からきちんとは顔を出しませんが,多少奥まっていた方が,明るいフィールドでも確認がし易いので良しとします.ケースを組み上げる時間も惜しんで早速電源を入れると,なんと,とても明るく光ります.チューニングつまみを回すと,結構センシティブではありますが,ある程度の長さのワイヤーが接続されていれば,きちんと消灯するポイントがみつかります.キットに入っていたLEDは赤だったのですが,今回交換した高輝度LEDは黄緑色で,さわやかな?仕上がりになりました.
で,なぜ,LEDの向きを間違えたか?の分析ですが,まず,説明書では,LEDのフラットな面を基板のシルクに合わせることになっています.しかし,同梱されていたLEDはまん丸でした.二番目の原因としては,普通はLEDのアノードの方が足が長いので,それを信じて回路図を眺めて,正しそうな向きに差したのですが,それが敗因だったかも知れません.海外のLEDでは,足の長さでアノード,カソードを判断すると間違える,という情報もウェブサイトでみつけました.やはり,後々の手間を考えるとテスターで確認すべきでした.
とりあえず,SWR計は明るく点等する様になったので,今後の運用が楽しみです.

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SWR計のLEDが暗い

PFR-3Aには,内蔵のマニュアルアンテナチューナーの機能があります.で,SWRが下がったことは,ブリッジに接続したLEDが消灯することで検出する様になっています.で,このLEDが暗いんです.youtubeで他の人のPFR-3Aの動きを見ると,もっと明るく輝いています.不足品だた電流制限抵抗の470Ωが大きいのかも知れません.LEDの電流は特性バラつきが結構あると聞きます.ということで,どこぞで1kΩぐらいのVRを入手して,例の470Ωにパラにつないで試してみようと思います.

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The PFR-3 Baby Black Widow Portable Paddle

もともと,PFR-3Aには,パドルのオプションがありました.ElecraftのKX-1と同じ様な感じでケース手前にくっつく感じです.が,残念なことにこのオプションは現在ディスコンになっています.そこでYahooのグループでも話題になっていて,ehamでのレビューでも評判が良いのが,表題のpaddleです.ちょっと大きい様な気もしたのですが,DXでも$50くらいで入手可能なので,とりあえずpaypalで注文してみました.来るのが楽しみです.

PFR-3Aで遊ぶ

日曜日は,朝からPFR-3Aで遊びました.昨晩遅くまで一気に仕上げたので,後半は若干雑な部分もありますが,良しとします.一番気になっていたのは,BLT (Balanced Line Tuner)の出来というか動き,効果です.特に40mでは,半端な線ではなかなかSWRが下がらないことがありますから.
英語の説明が表面的で,なかなか仕組みが頭に入らなかったのですが,どうやら,背面のスイッチはbalanced lineとcoaxialを切っておく側に倒すのがデフォルトの様です.最近,Yahooのメーリングリストでも同様のことではまっている人が居ました.
SWRを示すLEDについては,反射波が大きい(SWRが高い)間は光る,というのを逆に勘違いして,明るく付くポイントを探してしまいましたが,coaxialの方でダミーロードを付けたら消灯したので気がつきました.
受信チューニング用バリコン(RX PEAK)を調整して,更に,LOADとTUNEも,信号音(雑音でも良いかな)が大きくなるように調整してから,BLTもTUNE側にして電鍵をキーダウンすると,初期値としてはかなり良いところへ行く,ということもわかりました.
赤,黒の双方に10mくらいの線を付け,赤の方は窓枠の上をはわせてテストしたのですが,20m, 30, 40mのどれも結構良い受信感度でした.マイコンのせいか,あるいはDDSのせいかよくわかりませんが,Sierraに比べるとノイズが高い気がします.でも,手軽さは上ですね(キーヤーとチューナー内蔵ですし).
途中から,エネループ8本を内蔵して,そちらでテストを続行.メッセージも2種類だけ記憶できるということで,CQ CQ …を覚えさせました.再生すると,普段自分が売っているのとはペースが違って,自分の誤り?に気がつくという落ちもありましたが.
申請が済んだら,屋外へ連れ出して送信込みの実験をしないと.
(QRPについては,包括免許にしてくれると嬉しいのですが)