MSR whisperlite international導入

以前,ebayでRadius 21という灯油ストーブを入手し,桝形山無線倶楽部の裏シンボルとして時々活躍しています.何十年も前に製造された骨董品なので,常に山へ持って行くのも若干気がかりであり,今時のストーブとやらにも興味があり,MSR whisperlite internationalを導入してみました.DragonflyとかXGKも面白そうなのですが,あのスタイルのノズルはRadius同様にジェット機は大げさですが,ガスバーナーの様な轟音がするのがわかっています.一方,whisperliteの場合は,コールマンの燃焼口と同じようなデザインなので,見ただけで静かそうです.どこの店でもほぼ値引きが無く,今時,こんな価格統制が出来ているなんて,公取に目をつけられたりしないかな?とか余計なことを考えつつ,購入.早速庭でテストですが,その前にこの手のストーブで恒例の事前点検.

コールマンもRadiusもそうですが,皆ポンプのカップの潤滑油切れが多いです.MSRも,出荷されてからどれくらい経っているかわかりませんし.早速ポンプを分解してポンプカップを見ると案の定乾き気味なので,付属品のオイルをたらして再組立て.

燃料をボトルに灯油を入れて準備完了.新品のうちから煤けるのが何だなぁと思い,アルコールでプレヒートしましたが,なんかパワーが足りていない感じです.火が消えたかどうかがわかりにくいアルコールを追加するのは危険なので,ポンプのバルブを少し開けて結局灯油でプレヒート.炎がメラメラ上がりますが,液燃ストーブを何年も使っているとこれくらい想定内.通りがかりの人に火事と思われないかが懸念でしたが,しばらくしたら収まって,勝手に点火しそうな雰囲気になり,バルブを再度少し開けると無事点火.火が上から見えるので,その意味ではラジウスよりも簡単かも知れません.しばらく燃やし続けると,バーナーに付いた煤が剥げてヒラヒラと飛び散ります.とりあえず,実験成功ですね.この調子ならばアルコールを持ち歩く必要も無さそうです.

なお,移動時は,燃料ボトルからポンプを抜いて運ぶべきと思うので,ポンプに煤が付かない様にビニール袋に入れた方が良さそうです.定番のEPIのプラスチックケースは,山道具屋さんに置いてあることが少ないので通販で入手.

今から春が楽しみです(その前に庭で自炊か?)