手動アンテナ・チューナー

ある日,秋葉原の富士無線電機さんの2階で,アンテナ・チューナー用のコイルをみつけました.ミズホ通信が昔売っていたアンテナカップラー「KX-S9」用の部品だそうで,タップ付大型コイルLA-2(3.5~50MHz).家に,昔買ったタイトエアーバリコンの在庫がいくつかあったので,それらと組み合わせて,足りない部品やケースは,サトー電気さんで入手し,作りました.エアーバリコンへのハンダ付けは,なかなか難しいです(金具で接続している例も見掛けるのですが).コイルの説明書に推奨されていたπ-C型で作ったのですが,若干困ったことが.最後のCの部分のバリコンは,両極とも接地されないので,ツマミを回す人間の静電容量の影響を受けてしまいます.残りの二つのバリコンは軸側を接地側にして凌いだのですが,こればっかりはどうしようもありません.タイトとかテフロンとかの絶縁シャフトで延長するのが正しい対応なのでしょうけど,QRPで移動運用と考えてコンパクトに作ってしまったため,ちょっと難しいです.今のところ,うまく?回して運用しています.