月: 2013年4月

第三級海上無線通信士

昨年,一陸技の資格を取得しましたが,通信士の資格が欲しい!と思い,三海通の試験を受けました.一陸技を持っていると,工学系の試験が全て免除になるので,法規,英語,通信術の3科目受験になります.法規は,他の無線の資格を受けていればわかる部分と,海上通信特有の世界(特に遭難通信,GMDSS関連)があるので,きちんと勉強する必要があります.英語は,ヒアリングもあります.他の方が体験談で書かれているのと同じく,2回はゆっくり,最後の一回は早く読むので,注意が必要です.日頃勤め先などでTOEICを受けている方にとっては,それよりも多少簡単かな?というレベルです.但し,内容が海上無線の世界に寄っていますが.
通信術は,通話表を用いた送話,受話と,キーボードを使った直接印刷電信の試験があります.通話表は,例のアルファ,ブラボー,チャーリーというやつですね.アマチュア無線で別な言い方を身に付けてしまっていると困るかも知れませんが.送話の時に,「始めます,本文」,とか「終わり」とかをきちんと言わなくて減点されて気がします.キーボードは,最近の人は慣れているので,皆さんスラスラと完了されていました.今回は,過去問と通信術用のCDだけ購入して練習しました.私個人としては,一番勉強したのは法規かも知れません.先日,ハガキが届き,合格の二文字が.念願のプロの通信士ですね.一陸技とは異なり,免許証には英語表記が入るのと,自分のサインも入ります(パスポートみたいですね).それらを記入した書類を早速送付しました.早く来ないかなぁ,免許証.