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オートアンテナチューナーSG-239

自宅からは簡単にマルチバンドに出たい.そう考えてG5RVとか色々検討しましたが,やはりオートアンテナチューナーから入るのが手っ取り早いと考え検討を開始しました.
海外(HRO)から輸入したのは,SGCのSmartuner SGC-239です.これは防水ケースなしのモデルです.そのため,屋外に常設するために電気工事用のケースを使いました.扉で開閉して中にブレーカーとかを設置する様なやつですね.以下の仲間でサイズは少し大き目の2525を選びました(ACアダプターも内蔵するため).

SG-239は,アルミのシールドケースで覆われていますので,それを一旦はずします.
以下が,中身の基板,結構きれいな仕上がりで,丈夫そうな部品がならんでいます.

次に,背面のアルミケースを電工ケースの中の木の板に木ネジで装着.

大き目な箱なので,内部に秋月でゲットした12V ACアダプターもつっこみ,外へは,屋外用ACケーブルを出します.
ケースの上部には,ランダムワイヤーとカウンターポイズ用の端子を用意,ケースとの境目は,一応シーリング.下部には,M接栓を同じくシーリングして装着.

これで完成です.
3m,5m,10mくらいの線をカウンターポイズとして束ねてベランダにはわせ,空中線は,12.2mとのことでしたが,適当に13mの電線を用意,Inverted Vみたいな形で最高点がベランダから+5mくらい,という適当な設置です.
夜になってから,JL1NIEさん,JG1GPYさんにお願いしてテストしたところ,3.5MHz-24MHzでほぼほぼ良好に飛んでいる感じでした.ただ,受信の方はFT-450のIPOのON/OFFを勘違いしていたこともあり,なんか耳が悪く感じたので,もう一度トライする予定です.ちなみに,28MHzはなかなかうまくチューンせず家の中のPCのスピーカーからノイズが出たりしたので,断念.50MHzに関しては仕様上もチューンしないのですが,FT-450の内臓チューナーとセットでチューン出来,それなりに飛んだ様です.正しい使い方ではないかも知れませんけど.
夜中にご協力いただいたJL1NIEさん,JG1GPYさん,ありがとうございました.

お坊山SOTA(JA/YN-050)

7月23日に山梨県のお坊山にSOTAアクティベーションに行きました.
登山前から天候が危ぶまれましたが,曇り空の下,枡形山無線倶楽部のJL1NIE局,JG1GPY局と頂上を目指して登りました.電力会社が送電線をメンテするための登山道の様で,鉄塔と送電線にそってまっすぐに登る傾向があり,あまり道が巻いていないので,なんとなく息が辛くなります.
特に,下の方では気温も高く湿度も高めで,体力の消耗が激しいですが,尾根へ出ると涼しい風が通り抜け,気持ち良く登れました.
山頂では,以前から用意していたメガネフィーダー+ダイポール+Zマッチチューナーで夢のマルチバンドを狙っていたのですが,なんと坊主!
原因として考えられるのは,(1) ダイポールの端子台が木製で,そこが雨に濡れた影響,(2) メガネフィーダーの余分が地面に転がっていた影響,(3)Zマッチチューナーの損失,(4)コンディションが悪かった?,と色々あります.
やはり,自宅で実績がないまま山へ持っていくのはリスクが高いですね.
でも,SOTAの良いところは,例え坊主でも,知らない山に登った充実感が得られることでしょうか?
帰りの温泉も含め楽しく過ごせました.

200Ωメガネフィーダー

G5RVというか,バランなし+ダイポール+メガネフィーダー+ZマッチアンテナチューナーでSOTAの際の軽量マルチバンドアンテナを実現しようという目論見です.
200Ωのメガネフィーダーは,秋葉原のオヤイデで扱っているので,以前購入済.先日入手した新型のタモ網ポールに5mのエレメントを左右にはり,そこからメガネフィーダーを8m.当初5mで試したり,2m延長したり,色々試しましたが,Zマッチはチューニング範囲が広いみたいなので,まあ,何mでも良いか,ということで,無線機のところまで引っ張るために,8mに決めました.
自宅のベランダ環境で試したところ,7MHz,14MHz,21MHzのいずれもSWRは1近くまで落ちるので,一安心.ただ,適当にCQを出しても全く反応が無いのが若干懸念されましたが,コンディションがあまり良くないのでしょうか?(この懸念が禍根を残す???).
同軸と比較して,平行フィーダーの仲間は長くても軽量なのはSOTAにとって嬉しいポイントです.

VCHアンテナ

持ち運びが手軽なHFアンテナのひとつとして,VCHアンテナが有名です.インターネット上に参考となる情報が山のようにありますので,詳細は割愛しますが,普段あまり飲まない炭酸の500mlペットボトルを飲み,コイル用の筒の準備完了.7mくらいの銅線かアルミ線が必要なのですが,百均で買ったアルミ線は,アルミ色のものでも表面に塗装がされていて,調整用のタップが取り出し難いことがわかり,ちょっとおごって錫メッキ線を使いました.念のため10M用意しましたが,千石で入手した自在ブッシュでペットボトルの平坦部一杯巻くと調度10m使いました.10m一杯使うと5MHzくらいで共振したので,無駄な長さでしたが,まあ良しとします.
スピーカー用の1.25sqの線をエレメントにし,とりあえず自宅のカーテンに洗濯バサミでぶら下げましたが,意外と簡単にSWRが1近くまで下がりました.ただ,その時に用いたカウンターポイズが5.2mではなく,ダイポール用の10m線だったので,長過ぎてオフセットになっていなかったと思いますので,今度もう一度調整してみます.とりあえず,受信に使うだけでも意外と感度が良く,感心しているところです.