CWデコーダ(その3)

秋月の旧いキットをベースにSGを作ろうとしたのですが,土壇場になって±電源が必要なことに気付き断念.引出しを漁ったところ,昔無線機の調整用に作ったFCZの発振器のキットを発見.丁度800[Hz]前後で発振する設計になっています.ブレッドボードで組み上げたNJM567Dの回路に投入すると,全く反応がありません.どうやら信号が弱すぎた様です.そこで,同じく無線機調整用に作ってあったLM386ベースの増幅器を用いてパワーアップさせて,再度実験.今度は面白い様に動きます.386の出力を絞っていくと,途中からデジタル出力波形がスイッチングを始めます.カタログスペックでは,Vrmsが25[mV]くらいあれば最悪,動くみたいですが,実測では,Vppが90~100[mV]くらい欲しい感じです.なぜVppかというと,波形が歪んでいたからなのですが,正弦波と思えば,Vppが100[mV]とすると,Vrmsが35[mV]くらいになります.少し尖がった波形になっていたので,Vppが高めなのでしょう.無線機のPhone出力がどれくらいかわかりませんが,強い局の受信ならば数百[mV]くらいはありそうなので,最初はアンプなしでも大丈夫かと(入力保護の方が必要か).むしろ気になったのは800[Hz]の設定です.愛用のPFR-3Aでは,600[Hz]を想定しているみたい(audio filterが?)なので,変更できる様にしておかないといけません.

3 thoughts on “CWデコーダ(その3)

  1. やっぱりオシロがあるといいですねえ。Owonなどのデジタルオシロを眺めながら悩み中です。
    PFR-3Aはアナログフィルタのピークが600Hzに設定してあるみたいですね。
    私は800Hzは高すぎて耳が痛くなるので550-600Hzあたりが好みです。

    1. コメントありがとうございます。
      Attenは、GRATTENに名前が変わっているみたいですね。Owonは、秋月とかでも扱っているし、
      日本法人?もあるみたいなので安心かも知れません。
      600Hzの件は、確かにそれくらいの方が聞きやすいと思います。
      最近雑誌の整理ばかりしていてCWデコーダが止まっているので、ちょっと再開しようと思います。

      1. なるほど、AliExpressで見つからないと思ったらそういうことでしたか。Owonはそういう意味では安心ですね。いろいろ新興メーカを調べている方がいらしたので物色してみたのですが、CP的にはRigol/Hantekあたりのローエンドがよさげです。